モシキミコトイモConus nobilis系のイモガイ3個セットです。いずれもデータあり。この学名では(国内は特に)フィリピンなどで採集されるミコトイモ(ヒメミコトイモ)C. cordigeraと混同されますが、本物はインドネシア周辺にのみ分布します。各型あるいは亜種の分布は狭いです。右:クロミコトイモC. nobilis gisellelieae44mm近年記載された貝で、茶色っぽい色合と黒褐色の色帯、赤い殻頂が特徴です。中:モシキミコトイモ?C. nobilis cf. nobilis39mm模式標本に近い黄色系個体。クロミコトイモと連続するようにも思われます。模式標本と特徴が一致する標本は殆どなく、C. cordigeraと混同されてきたこともあって、こうした個体は海外では高値で取引される傾向があります。左:ビクターイモ(ミヤビイモ) C. nobilis victor38mmこの種群では有名な種で、特徴的な模様から以前より人気があるイモガイです。他にも貝殻多数出品しておりますので、是非ご覧ください。