以下引用【1on1 -DLIPPIN' DA KNOCKOUT STAGE-】と名付けられた本作はタイトル通りNAGMATIC BEATS VS 1MCのコンセプトのもと創り上げられた。なんと...ダイナリ、ブラーミー、メンバー全員のソロ楽曲が収録されている(RHYME&B/SHEEF THE 3RD以外、流通作品でのソロは初)これは嫌でも今後DLIP RECORDSよりソロアルバムのラッシュを期待せざるを得ないだろう。と、ここまでは想像がついたはず、問題はここからだ。先行12inchで大きな話題を呼んだ\"SMOOTHE DA HUSTLER\"はBROOKLYNより90’sの一時代を築き、長く離れていたHIPHOP GAMEへの完全復帰を宣言した【Un Welcome Return】を完成させ、D.I.T.C.からはNEW YORK随一のリリシストである\"O.C.\"がアルバムのラストを飾る。これだけでも相当ヤバい内容だが彼のデビューを支える面子はこれだけでは終わらない。1991年1st ALBUM(Life of a Kid in the Ghetto)誰もが認めるBOSTON CITYのLEGENDである\"EDO.G.\"【ULTRA】でDOPEに幕が開け、同じくBOSTON出身でGANGSTARR FOUNDATION、最新作(I.M.4-EVA)も記憶に新しい\"BIG SHUG\"も息を吹き込んだ。またMARCO POLOとのALBUMや1st(FOR THE RECORD)で現行のNEW YORK UNDERGROUND最注目である\"TORAE\"も急遽参加。QUEENSからはSCREWBALLでの活躍、近年はDJ PREMIERとのタッグでも世間を騒がせている\"BLAQ POET\"と、コレは事件である。ここまで豪華なJAPANESE BEAT MAKERの1st ALBUMは存在しないだろう。音楽を深くDIGし、時流に決して媚びない、そんな彼だからこそ実現した人選。USやUKアンダーグランドシーンでも既に話題になっているこの作品でNAGMATICが全世界に衝撃を与える。DLIP BLAHRMY Dusty Husky